交易・資源・文化

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ジャンル:
Sid Meier's Game
シリーズ:
Civ3 Info Digest
種類:
データ/資料
最終更新:
2005年09月07日 20時33分
シリアル:
2003-08-11-10

物資 / 天然資源

物資(goods)/天然資源(natural resources)にはボーナス資源(bonus resource), 戦略資源(strategic resource), 奢侈資源(luxury resource)/贅沢品から構成される。

ボーナス資源は、資源が存在するスクエアの上で都市市民を働かせた場合の食糧や商業収入を増加させる。

戦略資源は特定の軍事ユニットや都市施設を建造するために必要。戦略資源を利用するには、特定の技術を開発する必要がある。ある種の地形改善を行うために戦略資源が必要になる。

戦略資源は、それぞれ特定の技術を開発するまでマップに表示されない。資源は必要な技術を開発してはじめて可視の状態になる。

奢侈資源を入手すると、資源と交易網で結ばれた自文明の都市群の幸福度が上昇する。また、贅沢品は他国との外交を有利に運ぶのに使用できる。ある種の奢侈資源が都市に接続されると、一人の満足(content)な市民が幸福(happy)になる。

戦略資源と奢侈資源は、ボーナス資源としても働く。

ある種の天然資源は特定の地形にしか出現しない。例えば、ゴムは森林か密林にしか発生しない。また、特定の資源は特定の地域に密集している可能性がある。

戦略資源と奢侈資源を利用するためには、その資源の存在するスクエアと自国の都市を交易網(trade network)で結ぶ必要がある。交易網で結ばれた全ての都市が一つのスクエアに存在する資源の恩恵を受けることができる。また、敵ユニットが資源の存在するスクエアの上に駐留している限り、その資源を利用することはできない。

国境の外に存在する物資を利用するためには、その物資の存在するスクエアに居留地を建設し、居留地と都市を交易網で結ぶ必要がある。

戦略資源は稀に枯渇して消滅する場合がある。石油やウラニウムは特に消滅しやすい。資源の枯渇はランダムである。ある資源が枯渇すると、それと同じ種類の資源がマップ上の別の地点にランダムに出現する。

戦略資源・奢侈資源は他の文明と貿易することができる。他文明と物資を貿易するには、その文明の首都と自文明の首都が交易網で結ばれている必要がある。キャラバンユニットはゲームに登場しない。他の文明に輸出した分の資源は自文明では使用できない。

自文明内で自給できている資源は、他文明がその資源を産出している場合でも貿易顧問画面には表示されない。

交易網

資源を使用するには、道路・船着き場(Harbor)・空港(Airport)等を通じて資源と都市を接続する必要がある。資源と交易網によって接続された都市は全て、物資の恩恵を受けることができる。都市と資源を結ぶ交通網が切断された場合、都市は切断された先にある資源を利用することはできない。

船着き場を持つ二つの都市は、都市間に通行可能な海路が存在する場合に「接続された」ものとみなす。この時、文明はその二つの都市を連結するを安全に航海できる船舶技術を持っていなければならない。また、海路が敵の海軍に封鎖(blockaded)されている場合は接続されたとは見なさない。

二つの都市を結ぶ道路が敵対する文明の領域を通過している場合、二つの都市は接続されたとは見なさない。

文化

文化はその文明の社会的密着性(social cohesion)と、自文明の哲学と芸術の世界的な重要度を表わす。

ある種の都市施設は文化価値を持ち、ターン毎に文化ポイント(cp)を産み出す。文化価値を持つのは例えば寺院(Temple), 競技場(Colosseum), 図書館(library), 大聖堂(Cathedral), 裁判所(courthouse),不思議(Wonder), 小不思議(small wonder)など。一般に、幸福と知識に関する施設と不思議が文化を産する。

各都市はターンごとにその都市が保有する施設に応じた文化ポイントを産み出し、それらのポイントは総合文化価値(total culture value)に追加される。総合文化価値は歴史開闢以来の文化的影響の総和を表わす。

文化値は都市ごとに蓄積され、都市の文化値の総和が文明の総合文化値になる。建造物は、その建造物が存在する都市にのみ文化値を与える。

文化施設には年齢ボーナス(age bonus)が存在し、建設されてから時間の経った施設ほど多くの文化ポイントを産み出す。時代遅れとなり、効果を失った不思議も文化を産出し続ける。

文化ポイントが蓄積されると、都市の境界(border)が拡大する。都市境界は拡大するうちに自国の他の都市の境界と融合し、やがて一つの国境線となる。最初の増進は10文化ポイントを蓄積したときに発生し、次回の増進には前回の10倍の文化ポイント(100, 10,000, 100,000)が必要になる。

市民を設置可能な都市領域(City Radious)は従来のシリーズと等しく2x2の20タイルだが、都市境界外の都市領域で市民を働かせることはできない。

都市は初期状態で1x1の境界(Border)を持つ。境界は10文化値を蓄積すると2x2に拡大し、100文化値を蓄積すると3x3に拡大する。

文化が高いほど、占領した他文明の都市を同化(assimilate)しやすい。

小都市が文化価値の高い他文明の大都市と国境を接している場合、小都市が文化の高い文明へ同化してしまうこともある。

文化評価(culture rating)が高い文明は、他の文明から尊敬され、外交でも良い反応を受ける。文化価値の低い文明は外交圧力に屈しやすい。

もし、ある資源が別々の文明に属する二つの都市から等距離で、なおかつそのスクエアが両方の都市の領域の内部にある場合、より文化の高い文明がその資源を手にいれる。

文明は都市を失っても文化ポイントは失わないが、その文明がターンごとに産する文化は減少することになる。都市を占領した文明は、占領した都市の施設から文化を一切得ることはない。元の文明が都市を回復すると施設は再び文化を算出するが、占領前の施設の年齢ボーナスは失われる。

例えば、建設から500年経過した空中庭園(Hanging Garden)を保有するギリシャの都市アテネでは、年齢ボーナスとしてターンごとに50cpを受け取る。また、アテネでは他の文化施設から15cpを受けるとする。

ここでアメリカがアテネを占領した場合、アメリカはアテネからターンごとに0cpを受け取る。というのは、アテネの建造物はすべてギリシャによって建設されたものだからだ。

もしギリシャがアテネを解放すると、ギリシャは再びアテネから文化ポイントを得るが、もはや年齢ボーナスは存在しないので、今回はターンごとに20cpしか受け取れない。他の文化施設もターンごとに6cpを産するだけである。

文化を生産する都市施設を建築(より重要には、メンテナンスする)ことによって、別のプレイスタイルへの道を閉ざすことになる。都市施設のメンテナンスコストを軽減する不思議はクリティカルな存在になる。文化システムの目的の一つは、戦争と征服に代わる強力な選択肢を提示することにある。

スライドショー抄訳

Civ3.comのDeveloper Updateから資源と文化のシステムのスライドショーの抄訳。

  • 1枚目

    画面中央に都市ローマがあり、その近くに贅沢品物資である絹が存在する。贅沢品物資は市民を幸福に保つのに役立ち、交易の交渉を有利に運ぶこともできる。都市周囲に国境線がないことに注意。国境線は文化機能であり、国境線を拡大するためには文化を改善する都市施設を建設する必要がある。

  • 2枚目

    寺院(temple)を建設したので、都市には文化価値(culture value)が生まれ、結果として国境線が生じた。絹は国境内に存在するので、収穫して都市で使用することができる。ただし、そのためには、物資と首都(ローマ)をつなげる道路を建設する必要がある。

  • 3枚目

    贅沢品の上に道路を建設し、それを首都に通じる道路につなげることで、この物資を交易できるようになった。この贅沢品の存在により、贅沢品と繋がれた全ての都市で不幸な市民が一人減少する。贅沢品が市民を幸福にする力は、市場(marketplace)を建設することによって上昇させることができる。

  • 4枚目

    ある種の物資は特定の技術を開発するまでマップ上に出現しない。これは鉄器(iron working)の秘密を発見したので、マップ上に鉄が出現したところ。しかし、鉄は国境の外にある。どうやったらこの資源を入手することができるのだろう?

  • 5枚目

    労働者(worker)には居留地を建設する能力が加わった。居留地を首都と道路で繋げると、居留地のあるタイル上の資源を収穫することができる。つまり、居住地を建設すれば国境の外にある鉄を利用することができるわけだ。

  • 6枚目

    鉄を入手したことによって、ローマのスペシャルユニットである、恐るべきローマ装甲歩兵/ローマ軍(Roman Legions)を建造できるようになった。建造は居留地が完全な状態に止まっている間にのみ可能。敵は装甲歩兵の建設を妨げるために居留地を破壊しようとするだろう。よって、この居留地は入念に護衛する必要がある。

  • 7枚目

    文化が向上したので、国境線は再度拡大した。しかし鉄はまだ国境の外にある。

  • 8枚目

    またも国境線が拡大し、ついに鉄を国境内に取り込むことができた。居留地はもはや不要となり、消滅した。首都と鉄を連結する道路がある限り、この鉄を利用することができる。

国民性

都市の市民はそれぞれ国民性(nationality)を持ち、その市民が誕生したときに都市を運営していた文明に属する。

例えばギリシャがフランスの人口5の都市、パリを占領した場合、存在する5人の市民はすべてフランス人としての国民性を持ち続けるが、ギリシャの占領下で新しく生まれた6人目以降の市民はギリシャ人としての国民性を持つ。

これら「外国民(foreign nationals)」は長期に渡って抵抗し続ける可能性があるが、これは都市を占領した文明と占領下にある文明の文化によって変わってくる。抵抗民は何も生産しないので、都市が反乱に陥る可能性もある。

被占領文明が高い文化を誇っている場合、都市が支配者を撃退して元の文明に復帰する事も有りうるが、一般的には、抵抗民はやがて他の市民と再び同化して都市の生産に寄与する事になる。この同化がどれくらいの速度で進むかは、両文明の文化と被占領都市の文化、両文明の政治形態によって変化する。

占領した都市は和平条約が調印されるまで征服者に反抗し続ける。調印後は忠誠は向上するが、単一民族都市と同じレベルに達するのは難しい。