サイバーフロントがCivilization IIを一挙復刻!

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ジャンル:
Sid Meier's Game
シリーズ:
種類:
ニュース
最終更新:
2004年10月09日 13時59分
シリアル:
2004-09-30-05
ブックマーク:

サイバーフロントが、絶版になって入手困難になっていた日本語版のシヴィライゼーションIIを、「PCゲームBESTシリーズ プラチナセレクション」の廉価版タイトルとして復刻します。

復刻されるタイトルは三種類。発売日はどれも11月5日。Windows XPへの対応もおこなわれているようです。

  • シヴィライゼーションII

    WinGとVideo for Windowsを使用したオリジナルのCiv2.

  • シヴィライゼーションII プレミアパック

    オリジナルのCiv2に、シナリオ集である"Conflicts in Civilization"と"Fantastic Worlds"を同梱したもの。「完全日本語版」と書かれているので、これらのシナリオも日本語化されているものと思われます。ルールやシステムはオリジナル版のCiv2から変化していません。

  • シヴィライゼーションII テスト オブ タイム

    DirectXを使用する改訂版のCiv2. グラフィックが変更され、不思議や大臣のムービーが省かれているほかに、ファンタジー世界やSF世界を舞台にしたルールセットが追加されている。マルチプレイにもいちおう対応。

Amazon.co.jpには、すでにこの三作品の製品ページができています。

Civ2のシンプルかつ合理的で不足のないゲームデザインは、Civシリーズで歴代最高のバランスのよさを誇ると言っても過言ではありません。序盤の領土争奪戦が激しすぎて戦略の幅がやや狭められてしまった感のあるCiv3と比較すると、たとえばスパイユニットでユニットや都市を買収可能であったり、地形を根本的に変換することがが許されているなど、自由度が高いのも特徴です。

おすすめは、不思議や大臣のムービーが収録されているオリジナルのCiv2タイトルのどちらかです。96年の作品なのでグラフィックはしょぼいですが、すばらしいBGMとともに再生される、現実の歴史的風物を巧みにおりまぜた不思議ムービーは、Civファンなら絶対に見ておく価値があります。

(それにグラフィックのしょぼさを言うなら、テスト オブ タイムも大差なくしょぼいですし)

そしてもうひとつ、オリジナル版のCiv2をプレイするときは、当時のMicroProseの技術力の高さにも注目してください。これは1996年初頭、Windows95の発売からほぼ半年後にリリースされた作品なのです。Windows 3.1にも対応しており、使用しているインタフェイスはWindows標準のMDIです。

それなのに、Civ2のウィンドウには──以降のWindows用アプリケーションにもきわめて例が少ない──華麗な装飾が施されており、画面がどんな解像度でも画面の構成が崩れないように、グラフィックが見づらくならないようにする方法が用意されています。そのほかにも、キーボードですべての操作が可能という緻密さ、標準のメニューにおおっぴらにチートの項目があらわれている懐の広さ、ルールやヘルプがすべてテキストファイルで記述されて自由に改変できる可塑性の高さ──、特色は枚挙にいとまがありません。当時の日本のソフトハウスのお粗末なWindows用作品とくらべたら、Civ2は本当に驚愕すべきタイトルだったのです。

そしてまた、そのころ最先端技術だったWinGやVideo for Windowsを駆使してみせたこの作品は、ゲームプラットフォームとしてのWindowsの有用性と、当時の流行語だった「マルチメディア」をこんなに楽しくゲームに生かす方法があるんだということを教えてくれた存在でもありました。

ともかくこれまでCiv2をプレイしたことのないCivファンはぜひプレイしてみてください。廉価版だし、買って絶対に損のないタイトルです。