- ジャンル:
- Game
- シリーズ:
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2005年10月15日 14時53分
- シリアル:
- 2005-10-15-07
- ブックマーク:
IGN PCに、人気歴史RTSシリーズの最新作Age of Empires IIIのレビュー記事が掲載されています。総合評価は8.8/10.スクリーンショット24枚も追加あり。前評判通り、グラフィックは実に華麗です。

敵船から砲撃を受けてかしぐ船舶。火花、飛び散る破片、水面にうつる船影に、白くひろがる波紋……
それにしても、IGNは最近レビューの早さを売りにしている感じですね。発売日前にばんばんレビューを出しちゃう。(で、同系列傘下のGameSpyがしんがりをつとめる、という)
抜粋
- プレイヤーは欧州の文明を率いて、発見の時代 (Age of Discovery) から産業の時代 (Industrial Age) までを戦う。プレイ可能なのは8文明。さまざまなネイティブアメリカンの部族を雇い入れて、交易路を襲わせることができるほか、欧州のホームシティから原料 (Material) と技術のサポートを受けられる。
- キャンペーンは24ミッション。3章に分かれており、ブラック一族の3世代にわたる物語が語られる。スペインの暴虐を阻止せんがために新大陸へ急ぐモーガン・ブラック、彼の孫息子であるジョンとネイティブアメリカンが手をとって戦うフレンチ・インディアン戦争、そしてジョンの孫娘であるアメリアが鉄道会社の社長として西部に挑む最終章だ。一見関係ないように思えるストーリーがきちんと繋がりあっている。
- ミッションは、敵の侵攻から特定の施設や街全体を守るものから、鍵となる施設を破壊または占領せよというものまでさまざま。捕虜となった入植者を救い出せ、交易所を襲撃せよ、ネイティブアメリカンの集落を解放せよ、というものもある。
- マルチプレイのインタフェイスはとても堅固。数回クリックするだけで、対戦仲介サービスであるESO2にアクセスできる。ゲームを見つけて参加するのは驚くほど簡単で、広範なオプションから好きなものを選択できる。
- AIはときたま人間プレイヤーに反応して音声を発する。
- AIは非常に強い。付け入る隙があちこちにないでもないが、AIはどのような軍隊を編成し、どのように率いるべきかを理解している。AoE3のAIはユニットをグループ化して運用する。頭の悪い自殺攻撃を仕掛けることはほとんどない。いつ攻撃し、いつ後退すべきかをきちんとわきまえている。
- 入植者を孤立させたまま放っておくことがあるのが、AIの弱点か。(資源だまりがなくなったので、入植者がどこにいるかを把握するのは人間プレイヤーにも難しい)
- テクノロジーとユニットは比較的広範。ゲーム初期はAoE2に似たユニット構成。石弓兵がやがてマスケット兵へ進化してゆく。距離ユニット、騎兵、歩兵に攻城兵器。
- ほかのAoEシリーズ同様、海軍は陸戦のサポート程度に留まっている。ゲーム初期の海戦要素はちょっと面倒くさい。内陸での戦闘に進んでも、船舶を懐かしく思うことはほとんどないだろう。
- 経路探索機能がやや問題。大軍を狭巷へ進めても問題が起こることはないが、ヒーローユニットが歩兵の列の中で道を見つけられなくなることがあるようだ。逆に、経路探索機能がうまく働きすぎて、まだ視界が隠れたままなのに、勝手に正しい道筋を選んで歩き出すこともある。
- 画面下部に並ぶポートレートをクリックしても、グループからユニット単体を選択できないのはちょっとおかしい。非戦闘ユニットを選択から除外するオプションがある。
- プレイヤーはホームシティメニューを訪れて、資源・兵士・入植者・軍事または経済施設など、さまざまな積み荷を要請できる。要請できる積み荷の数と種類はミッション中に得た経験値と街の中心の進化レベルによって変化する。ミッションとミッションの合間で、新しい積み荷の種類を購入してオプションを増やすことも可能。
- ある方面を即座に強化できるのが、ホームシティのもっとも魅力的な点。初期に資源ブーストが欲しいなら木材・金銭・食糧を本国に頼めばよいし、資源は自分で集めるかわりに、本国に特定の資源の採集を早める技術を送ってもらう手もある。ユニットが必要だが資源も不足しているときは、軍隊の増援を頼めばよい。
- ネイティブアメリカンとの同盟も役に立つ。同盟するとあたらしいユニット種が手に入る。基本的には、交易所は一種の兵舎である。
- おかしなことに、ネイティブアメリカンがプレイヤーに敵意を持つことはほとんどない。交易所を建設するだけで、ネイティブアメリカンのすべての兵種と技術が手に入る。敵の交易所を破壊することはできるが、プレイヤーはネイティブアメリカンの集落を破壊できない(攻撃すら不可能)。
- マップの多くに交易路が通っており、各所に中継地点としての交易所が設置されている。交易所を支配下に治めると、定期的に資源を入手できる。進化すると、荷馬車は大型の貨物列車になる。十分に進化した場合、荷馬車や貨物車に積み込む資源の種類まで指定できるようになる。
- マップ上にさまざまなお宝が眠っており、無法者・クマ・オオカミなどに守られている。ヒーローユニットを入手できたり(?)、少量の資源を得られたり、あたらしいユニットや、ユニットの能力ボーナスを得られたりする。
- グラフィックは素晴らしい。建物のディテールは細かいし、ユニットの服装は彩り豊かで、銃口から煙が上がったり、砲弾が水しぶきをあげたりする。水エフェクトとライティングがとくに素晴らしい。爆発も極めて良いが、建物が壊れるところはちょっとお定まりな感じがするかも。
- ユニットの動きと戦闘はとても自然だ。
- 気候もすばらしい。個々のミッションの導入部はゲーム内のカットシーンだけだが、各章の導入部と末尾には素晴らしいムービーが再生される。
- 物理処理は素晴らしいが、見かけだけだ。派手な視覚要素のなかで無傷のまま突っ立っているユニットを見るとちょっと興ざめする。
- サウンドも極めて良いが、グラフィックやゲーム性よりは落ちる。(たとえば、別の作業をしているあいだにユニットがオオカミに襲われた場合などに)もっと音声による信号で通知してくれれば良いのにと思うことがある。
- AoEは極めてバランスがとれ、かつ洗練されたゲームだ。インタフェイスにけちをつけたい部分もいくつかあるが、全体としてはしっかりと作られている。
- プレイした人はまずグラフィックに目を奪われるだろうが、AoE3でもっとも卓越しているのはゲーム性だ。
- シングルプレイのキャンペーンには退屈な瞬間などみじんもない。