露悪でバタ臭くてアウトローでドンパチなお話。アジア原産なのにいかにも洋画っぽい台詞を決めてくれるところに一種のカタルシスがあるというか。なにしろハッタリ命! な作品なのでうまいことハッタれないとえらいことになっちゃうわけですが、初回を見た限りではなかなかうまくハッタれていたようです。クオリティもわりあい高そう。
あにかん:『BLACK LAGOON』#3──「Ring-Ding Ship Chase」
(2006年4月24日)あにかん:『BLACK LAGOON』#4──「Die Ruckkehr des Adlers」
(2006年5月2日)例の御一行が海底に沈んだUボートからお宝を頂こうとするお話。字幕がドイツ語なのはたぶんハッタリの一環なのでしょうけど、導入部でテンポがゆっくりであるせいもあって、多少白々しさが勝ってしまったような印象が。
あにかん:『BLACK LAGOON』#6──「Moonlit Hunting Grounds」
(2006年5月17日)レヴィ姐さんがネオナチをネチネチいたぶるお話。
むー。ちょっとテンポ遅いですよね。こういう作品は観ている側に我に返る暇をあたえないくらいのスピードでぽんぽんやっちゃったほうが良いと思うのです。間が空きすぎるとついつい考えちゃうわけですよ。「え……? いまのクサい台詞なに……?」とか。それを台詞や動きの勢いでぐおーーと誤魔化してカッコイイってことにしちゃうのがこの手の作品の外連味というものじゃないかと。
あにかん:『BLACK LAGOON』#7──「Calm Down, Two Men」
(2006年5月22日)今まで喧嘩に明け暮れていた荒くれ者の女の子が転校してきたタイプの異なる男の子と対立、夕暮れの体育館裏でお互いの心情を伝えあって初キッスするお話。
こういうお話にはこのテンポが合っているのかもなあ、とか。
あにかん:『BLACK LAGOON』#8──「Rasta Blasta」
(2006年5月31日)あにかん:『BLACK LAGOON』#9──「Maid to Kill」
(2006年6月5日)わんぱくメイドロベルタさんの全米大ヒット映画的な出鱈目さが披露されるお話。酒場でドンパチしたりカーアクションしたり。次回は三大怪獣が対決するらしい。
あにかん:『BLACK LAGOON』#10──「The Unstoppable Chambermaid」
(2006年6月12日)三大怪獣波止場の決闘の回。女同士だと、殴りあっても友情は芽生えないものなんですかね……。
あにかん:『BLACK LAGOON』#11──「Lock'n Load Revolution」
(2006年6月20日)張さんが出張ってきて書類を届けることになるお話。レヴィさんが天使のような寝顔を見せたり。
ありゃ。このエピソードで終わりっちゅうことは、ふたごのお話はやらないんですね……。ちょい残念。
あにかん:『BLACK LAGOON』#12──「Guerrillas in the Jungle」
(2006年6月27日)というわけで最終回。デレ期に突入したレヴィさんと中国のですだよ姉ちゃんが大暴れしてました。タケナカさんの苦みばしった渋さはなかなかですが、ラグーン商会のメンバーでありながらすっかり出番のなかった人たちはなんか哀れ。赤軍の人たちとラブ&ピースなラリラリドライバーさんはある意味裏と表みたいな存在なんですかね。
総評すると、全話通して絵が丁寧なのは好印象でした。ただ、演出やテンポが丁寧すぎて、勢いが削がれちゃった感じも無きにしもあらずで、もーちょっと馬鹿っぽくノリ重視ではっちゃけて欲しかったような気もします。3話の八艘飛びはいまでも結構好きですが。あとロベルタさんの話も。
『BLACK LAGOON The Second Barrage』#13──「The Vampire Twins Comen」
(2006年10月9日)この回から第二期。OP・EDともに変化なし。通し番号は13回目から、という潔さです。第二期は、第一期でスキップされたことを残念がる声の多かった、ふたごの殺人鬼エピソードからスタート。少女の声は金田朋子。ナチュラルに狂った感じの声質が買われたのやもしれません。
ふたごの酒場襲撃シーンをのぞいて、全体的には静か(というか不気味)な立ち上がり。第一期は、描写が丁寧で好感を持てるいっぽう、原作漫画のぷんぷん臭いたつようなハッタリ感をうまく落とし込めていない印象があったのですが、今回の立ち上がりでは、「描写が丁寧」の部分がいい方向に作用している印象です。
あと、無音の部分は、「ピー」を入れたほうがB級っぽくていいんじゃないかなあ、とか思いますた。
『BLACK LAGOON The Second Barrage』#14──「Bloodsport Fairytale」
(2006年10月16日)双子話の二回目。レヴィと暴力シスターが路地裏でふたりに出会うところまで。アクションシーンは豊富で迫力がありますが、やはり丁寧すぎるというか、間延びした印象がかすかに。展開は露悪ばんばんですが、今回いちばん陰惨な殺しを披露したのは、双子でなくマフィアのボスさんだった気が。
『BLACK LAGOON The Second Barrage』#15──「Swan Song at Dawn」
(2006年10月23日)ふたごの殺人鬼エピソードの最終回。最後の場面における空が、本当に美しく印象的に描かれているのがとても良いです。EDにおける粋な計らいとあわせて、原作でも評価の高かったエピソードが丁寧に映像化されている。
ふたご話は適度な長さとサドンデス的な終わりかたがプラスに作用している気がするですね。締めの暗さまたは苦さでは日本編もひけを取らないけど、あれは長いからなあ。(不必要に長いとは思わないけど)
『BLACK LAGOON The Second Barrage』#18──「Mr.Benny's Good Fortune」
(2006年11月18日)ベニーが活躍した! ベニーが活躍した! (ちゅうかアレに引っかかったのは幸運なの? わりと地雷っぽい気もする)
こないだ原作単行本の第6巻を読んだんですけど、このエピソードの描きかたはアニメ版のほうが丁寧(というか補完してある)なのね。今月号のサンデーGXの感想でも書いたけど、このエピソードは今やっているメイド再訪話の前フリなんですかね?
『BLACK LAGOON The Second Barrage』#19──「Fujiyama Gangsta Paradise」
(2006年11月20日)今回から日本編。端的に言うと、バラライカに関わった人間が全員後悔するお話。もっと端的に言うと、ババ(無音)に関わった人間が全員ババを引くとかそういう。雪緒さんの声はちょっと印象と違ってたかな。ベニーさんの端末画面にあの方の写真が。やっぱ捕まってたのか。
話は変わるけど、ベニーって絶対バーチャルセックスだけで満足しそうなタイプだよね。それに付き合った眼鏡女の方は「やっぱり彼って紳士だわ!」とか勝手に誤解してますます燃えさかるとか、きっとそんな感じだ。
『BLACK LAGOON The Second Barrage』#22──「The Dark Tower」
(2006年12月11日)雪緒と幼い頃のバラライカを対比する演出はなるほどという感じ。チャカさんの無音の多すぎる台詞に笑った。
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