IGN PCやF13.netからの情報。本日、Vivendi Universal Gamesがおこなった発表のなかに、「すべてのBlizzardのシリーズ作品は大規模マルチプレイオンラインゲームになる」という文言が含まれていた模様です。
Blizzardは、すでにMMORPGであるWorld of Warcraftが発売されているWarcraftシリーズのほかに、StarcraftとDiabloという大物シリーズを抱えており、どのシリーズもファンから熱狂的な支持を受けています。StarcraftとDiabloシリーズの新作が開発中であるという噂は以前から絶えず、今年のE3では、Blizzard幹部が複数の作品の制作を認めていました。
また、発表のなかで、Vivendiは、現在自分達が「期間3年間、費用5,000万ドルでMMOG1作を開発できる」モデルを持っていると主張(WoWの開発には4年半の期間と5,000万ユーロの費用がかかっている)。MMOGを「長期セッション」ゲーム(1セッションが2時間以上)と「短期セッション」ゲーム(1セッションが2時間以下)に分類し、Sierra Onlineのブランドで短期セッションゲームをいくつも発売する予定であるとも明かしています。
Blizzard, 全シリーズMMO化の噂を否定──スライドには仄めかしあり?
(2006年6月15日)- Blizzard freezes non-WOW MMOG rumors (GameSpot)
昨日、ブログサイトF13.netが、Vivendi Gamesが投資家向けの発表会にて「すべてのBlizzardのシリーズ作品は大規模マルチプレイオンラインゲームになる」と公表した──と伝えて大ニュースになりましたが、その続報。Blizzard側がこの「噂」を完全に否定しました。
Blizzardの関係者がWorld of Warcraft公式フォーラムに投稿した情報によると、「これはおそらく引用の誤りであろう」とのこと。関係者は、「我々は来るWoWの拡張パック以外の開発計画をまだなにもアナウンスしていないし、ひとつのジャンルまたはプラットフォームにのみ重点を置くつもりもない」「推測だが、Vivendi側の計画をBlizzardのものと読み間違えたのではないか」「BlizzardはVivendiに所有されているものの、Vivendiのゲーム部門はBlizzardとは別個に動いている」と発言しています。
では、F13.netの情報はまったく根も葉もない噂だったのかと訊かれると、どうもそうとも言えない様子。The Cesspitに、実際にVivendiの発表会で使用されたスライドの画像が転載されているのですが、いちばん最後のスライドで、DiabloとStarcraftの大規模オンライン版の可能性が、たしかに仄めかされています。
最後の一枚は、Blizzardの擁する三大シリーズ作品と、作品のジャンルを分類したグラフからはじまります。ここでDiabloとStarcraftの二作品に関して、MMOの分野が「見込みがある」("Potential") に色分けされていることが、最初のニュースにつながったものと思われます。
また、グラフの下には、「Blizzardの三大シリーズはPCで生まれたが、個性豊かで拡張性に富んでいる」「我々は現在、複数シリーズの新作制作に重点的に投資をおこなっており」「将来の複数のBlizzard作品にも投資をおこなっている」「長期的な開発サイクルと競争上の理由により、リリース日程は開示できない」とする文言も記載されています。「すべてMMOGになる」はおそらく言い過ぎでしょうが、DiabloやStarcraftの新作が水面下で動いていることに関しては、どうやら期待していて良さそうです。