CivFanaticsの「最近更新されたCiv4関連ファイル 1月17日分」を翻訳しているときに出会った。
英Wikipediaによると、Khyber Riflesは、現代パキスタン陸軍の一部である準軍事的部隊であり、この名前はTalbot Mundyの小説King of the Khyber Riflesによって広く知られるようになったという。1954年の映画版の邦題、壮烈カイバー銃隊にならって、「カイバー銃隊」と訳した。Khyberはパキスタン北西部、アフガニスタンとの国境にある峠。現在、日本では、「カイバル峠」「ハイバル峠」の呼びかたのほうが一般的かもしれない。
大英帝国の治世下におけるKhyber Riflesは、8つある「辺境兵団」("Frontier Corps") のひとつ、または北西辺境州の部族民から募兵され、正規軍である英領インド陸軍の補助をつとめた準軍事的な部隊を指していた。1880年代早期、その頃はまだKhyber Jezailchisと呼ばれていたKhyber Riflesは、アフリディ族の部族民たちから構成されており、正規軍から転属された英国人の指揮官に率いられていた。下級将校はアフリディ族であった。本拠はランディ・コタール。おもな任務はカイバル峠の守備にあった。
JezailまたはJezzailは、アフガニスタン式の銃身の長い銃。名探偵として名高いシャーロック・ホームズ氏の友人、ワトソン博士の肩に傷を追わせた銃でもある。研究社の『新英和大辞典 第六版』には、「(重くて長い)アフガン式ライフル銃」との記載があるが、最初のJezailは先込め式で、銃身に施条はなく、形式としてはマスケット銃に属する。のちに、銃架に乗せて使用するアフガニスタン式のライフル銃のことも、Jezailと呼ばれるようになった。日本語読みはジェゼールまたはジェザイル。
Jezailchi(s)やJezailchee(s)は、Jezailを用いる兵士を指す。chi/cheeの部分は、動作主をあらわすトルコ語の接尾辞 chī に由来する。
参考
- 英WikipediaのKhyber Riflesの項
- Khyber.orgのKhyber Riflesに関する説明
- Goo映画の壮烈カイバー銃隊の項
- IT-Cafeの「シャーロック・ホームズ個人研究ノート」から、ワトソン博士を傷つけた銃