- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- Civilization IV/Civ4情報
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2007年05月18日 12時25分
- シリアル:
- 2007-05-18-02
IGN PCに、Civ4二本目の拡張パックBeyond the Swordのインタビュー記事が掲載。5月上旬に公開されたStrategy Informerのインタビューとおなじく、答えているのはBtSのリードプログラマー兼リードデザイナー、Alex Mantzaris氏。新情報がいろいろ明かされているほか、ギャラリーにスクリーンショット5枚が掲載されています。

抜粋
Beyond the Swordというタイトルには、剣が戦闘用兵器として力を失うゲーム後半により深みをあたえたいという意図と、より平和的な方法で帝国を築けるようにしたいという意図のふたつがこめられている。
文明と指導者
10文明が新たに追加され、文明の総数は34に。指導者は16人追加されるので、総指導者数は52人になる。
ポルトガルのジョアン2世は帝国志向・拡張志向。固有ユニットはキャラック船。志向と固有ユニットの組み合せにより、早期の拡張と植民がやりやすい。
ネイティブアメリカンの指導者、シッティング・ブルは防衛志向。固有施設であるトーテムポールは弓兵に対して追加の兵舎のように働くので、弓兵がますますもって強化される。
企業
企業 (Corporations) はゲーム後半をよりエキサイティングなものにするBtSの新要素。各企業が都市に恩恵をもたらすには、特定の資源を消費する必要がある。消費する資源の量が多いほど、企業が供給する食糧・生産・商業または資源も多くなる。
企業を受け入れた都市は、サービスの対価として維持費を支払う必要がある。
ある企業の本部 (headquarter) を設置するには、偉人を消費しなければならない。本部を設置した都市は、その企業の支店がある世界中の都市からロイヤルティー収入を得られる。
重商主義を採用すると、外国の企業が自国の都市で営業するのをブロックできる。国有化を採用すると、自国のものをふくめ、すべての企業の活動がブロックされる。
スパイ活動
スパイ活動はかなりアップグレードされ、科学研究や文化、税収と同じくらい重要なものになった。ゲームにスパイ活動スライダー (espionage slider) が追加され、収入の一部を他文明へのスパイ活動に割り当てられるようになったからだ。スパイ活動への投資が一定額に到達すると、ライバル文明への諜報活動の利益を自動的に得られるようになる。
スパイを外国領に送ることで、さらなる諜報や、破壊やプロパガンダのようなミッションを遂行できる。
偉大な科学者や預言者と同じように、都市で偉大なスパイが誕生するようになった。偉大なスパイは、都市への定住・黄金時代の解禁・ユニーク施設の建設のような通常の偉人と同種の効果のほかに、敵都市に潜入することで、その文明に対するスパイ活動を大いにやりやすくする効果を持つ。
ゲームの再編

ゲーム後半にさらなる深みをあたえるため、技術ツリーの構成が変更され、宇宙勝利はより達成しがいのある、緊張感のあるものになった。宇宙勝利は、宇宙船が発射されたときでなく、宇宙船が実際にアルファ・ケンタウリに到着したときに達成される。発射が遅くとも、より高速な宇宙船を打ち上げて相手を追い越すことで、勝利を得ることが可能だ。
教皇庁 (Aposttolic Palace) 経由でゲームに勝利する手段が追加された。教皇庁は、国際連合が登場する何世紀も前にあらわれ、国際情勢における宗教の役割を大きく拡大する文化遺産である。
新ユニット

空挺部隊 (paratrooper) は他にない役割を担った楽しいユニットだ。侵攻に先だつかたちで、敵領土内の戦略的地点に降下させることができる。効果は以前のシリーズと同じだが、今回は、AIが効率的な運用方法を熟知している。
新ユニットは必要性の観点から導入されている。重騎兵/甲騎兵 (Cuirassier) は、技術ツリーで以前騎兵隊がいた場所に入るあたらしい騎乗ユニット。騎兵隊はライフリング以降の時代に移動になった。これにより、マスケット兵の時代が長くなり、職業軍人へ一直線する戦略はやりづらくなる。

必要性を満たす別の例としては、戦車に対する初期の安価なカウンター、対戦車砲 (anti-tank gun) がある。敵が最初に産業主義に到達し、石油を保有していた場合でも、こちらはまったくの無力と言うわけではなくなった。
文化遺産
ゼウス像 (The Statue of Zeus), マウソロスの大霊廟 (the Mausoleum of Maussollos), リオのキリスト像 (the Cristo Redentor), シュエダゴンパゴダ (the Shwedagon Paya), 教皇庁が追加。
ゼウス像は、所有者に宣戦した文明の厭戦感情を通常の2倍にする。
シナリオ
シナリオはCiv4のmod能力をあますところなく活用したもの。宇宙を舞台にしたCivのようなものもあれば、未来世界を舞台にしたX-COM風のシナリオもある。ファンタジー世界を舞台にしたものや、歴史的な正しさを追求したものもある。

シナリオ制作には、modコミュニティの才能あるメンバーも加わっている。
進歩済みスタート
上級開始オプションを使うと、ゲーム前のセットアップフェーズに、都市や改善、施設、技術やユニットを購入することができる。これはシングルプレイ・マルチプレイ両方で可能。すべてのプレイヤーがなにを購入し、どこに配置するかを決定した後にゲームが開始される。これにより、比較的バランスを取りながら、成長済みの帝国を保有したかたちでゲームを開始できることになる。
発売時期
Beyond the Swordは7月に店頭に並ぶ予定。
参考
- Strategy Informer, Beyond The Swordインタビュー (2007/5/8)
- Beyond the Swordのボックスアートが(ちっちゃく)公開 (2007/5/8)
- Beyond The Swordの舞台裏:アート──コンセプトから完成へ (2007/4/12)
- Beyond The Swordの舞台裏:きたるべき世界 (2007/4/12)
- Civ4の新拡張パック、"Beyond the Sword"が発表 (2007/3/29)