月刊チャンピオンレッド2007年7月号に掲載されたシリーズ新連載。技術的にはまだ粗削りな部分も散見されるんだけど、そんなことは問題じゃないくらい、とにかく内容が狂いまくってます。
※メイド服で女装したうえに吊るされていますが主人公です。
この狂いっぷりを知るには実際に読んでもらうしかないんだけど、とりあえず目についたシチュエーションを抜き出してみます:
- 新市街が繁栄する一方、旧市街が著しく荒廃した近未来の秋葉原が舞台
- 旧市街で営業を継続するメイド喫茶を襲っては廃業に追い込む「メイド狩り」なる人々がいる(※彼らの裏に新市街の悪役がいる)
- 開始4ページがスク水エプロン姿でお客に謝るぺたんこ店員のバックショット(やや下から目線)
- 客に粗相をした店員は女装メイド少年
- 彼は後ろ手に縛られ、絞首刑寸前の状態でガタガタの踏み台を唯一の足場にする罰を受けている
- メイド少年は同僚女子たちからガス圧3倍のモデルガンで男性器を撃たれて悶絶する
※ヒロインに股間を狙撃されて悶え苦しみますが主人公です。 - なんだかんだあって敵に囚われたスク水メイド少女が、強制豊胸 + 女性ホルモンの分泌を調整するパーツを下腹部に埋設して巨乳とロリの併存処理 +声帯調律 の改造手術を受けそうになる
- されそうになるだけでなく実際に豊胸される
- 女装メイド少年が実は銃器のエキスパートだったりするのだが、彼はなぜかメイド服のまま、しかも絞首用のロープを首にかけたままで戦いつづける
- おまけに彼は敵に襲撃された際に目を負傷しており、片目に眼帯をつけている
- アクションシーンになると動きが激しくなるので、頻繁にスカートの裾からのぞくパンツが描写される。パンツ前部の膨らみが描写されるのも一回や二回ではない
- 彼の対戦相手は両手に銃剣付きライフルを持った機械化メイド(拷問対応)と、「メイド狩り」を生業にする軍隊崩れの巨躯の男性
- 敵メイドにオピオイド拮抗薬(※何倍にも高まった痛覚が長時間持続する)を射たれたメイド少年が痛みに苦しむ
- その状態で金的とかされる
- メイド少年はなんだかんだあった末にヒロインを助けるが、勃起を咎められて電気アンマの罰を受ける
すげえ! 特殊だ。特殊すぎる。チャンピオンREDは特殊営業雑誌だ!
※敵は両手に銃剣つき自動小銃を持った機械化メイドですが、この程度なら可愛いものです。
ヒロインが敵に捕まって「ほらほら改造しちゃうぞー」と脅されるだけならば、ほかの少年誌でもまだしもあり得なくもないけど、実際に注射器を乳首に突き刺され(※しかもなぜかスク水越しに)、薬の効果でスク水おっぱいがぱんぱんに膨れ上がって、「いっ いぎぃっ はっ破裂しちゃうっ」と苦悶する漫画を載せる雑誌がほかにあるだろうか(※ちなみにこのとき、彼女もオピオイド拮抗薬を投与されている)。拷問フェチで窒息フェチで苦痛フェチで金的フェチで肉体改造フェチで包帯フェチなんて、冬の最初の朝に張った薄氷よりもまだ薄い需要しかないはずなのに、それを全部突っ込んだ漫画なんて、クーラーボックスに収納した後すみやかに爆弾処理班を呼ぶ必要のある危険度じゃないか。これに比べたら女装メイドなんて可愛いもんですよ。いや性的な意味じゃなく。
※ぺったんだったのに強制豊胸手術を受けて初回からいろいろな意味で疵物にされますが、この娘がヒロインのはずです。
秋田書店の核実験場の異名をほしいままにし、すでに二ノ瀬泰徳の魔女の騎士や吉富昭仁のBlue Drop 〜天使の僕ら〜という大量破壊兵器を抱えるチャンピオンレッドが、駄目押しとばかりに新たに投入してきた新世紀秋葉原女装メイド拳銃首吊り拷問窒息苦悶金的肉体改造包帯電気アンマ漫画! 本当に需要があるのか、この路線をどこまで貫けるのか、まずは注目しましょう。
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参考
- ざっしかんそうぶん
- 雑誌感想アーカイブス:月刊チャンピオンレッド
- 『月刊チャンピオンレッド』2007年7月号を買いました (掲載号)
- 『月刊チャンピオンレッド』2007年6月号を買いました (二ノ瀬泰徳の魔女の騎士 第4話掲載)
- 『月刊チャンピオンレッド』2007年4月号を買いました (吉富昭仁のBlue Drop 〜天使の僕ら〜が連載開始。魔女の騎士 第3話掲載)
- 『月刊チャンピオンレッド』2006年12月号を買いました (魔女の騎士 第2話掲載)
- Amazon.co.jpで「杉村麦太」を検索
![チャンピオン RED (レッド) 2007年 07月号 [雑誌] 製品画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61XTLyB-R3L._SL160_.jpg)
