T60: SpeedStepを有効化する

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【こんなのどうでしょう?】電撃大王 2008年 10月号 [雑誌]
ジャンル:
Akihabara, Diary
シリーズ:
いろんなものをレビューするよ
種類:
データ/資料
最終更新:
2007年08月03日 13時36分
シリアル:
2007-08-03-02

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夏場を向かえて、ファンBIOS制御&空気清浄機の風(中速)を底面に当て続ける、という状態で一晩放置すると、朝起きたときのCPU温度が53〜55度にまで上がるようになった。ファンを最高速で回し、空気清浄機の風速を最高速に上げると、CPU温度は51度前後まで下がるが、騒音が大きすぎて夜には不向きだ。

昼間はともかく、ほとんどアイドル状態である夜間の温度はもうちょっと下がってほしい。Core 2 DuoにはCPUのクロックを動的に変更できるSpeedStepという仕組みがあるはずだから、この機能を使って寝る前にクロックを下げておけば温度を下げられるのでは。

というわけで、ネットでSpeedStep用のユーティリティーを拾って試してみたのだけど、どうもうまく行かない。一般ユーザーでのログイン時に、[別のユーザーとして実行]を使って管理者権限でユーティリティを起動し、CPUの倍率を変更してみたのだが、変更が反映されないみたいだ。

省電力マネージャーの設定

たしかThinkPadの[省電力マネージャー]にもSpeedStep関連の設定があったので、こちらの機能とバッティングしているのかもしれない。僕の環境では、なぜか一般ユーザーで[省電力マネージャー]の設定を変更できず、[別のユーザーとして実行]経由で管理者として設定を変更しても変更が反映されないので(不思議だけど、こーゆーものなの?)、いったんログアウトして、管理者権限で再ログインする。

[省電力マネージャー]の電源設定は[パワー源最適化]。このプロファイルだと、AC電源接続時のCPU最大速度は[最高速]に設定されている。[省電力マネージャー]がCPUのクロックを管理しており、こちらの設定でCPU速度が最高速に固定されているせいで、ほかのユーティリティから設定を変更しようとしてもうまく行かなかったのだろうか。

CPU最大速度の設定は、ほかに[自動][低速][最低速]が用意されている。一般ユーザーからプロファイルを変更可能なら、夜用の[最低速]プロファイルを用意して寝る前に切り替えるのが一番良いのだろうけど、さっき書いた通りなぜか僕の環境ではこれができないので、かわりにCPU最大速度を[自動]に設定してみる。たぶんこれでSpeedStepが有効化されるはず。

AC電源接続時のCPU最大速度が[自動]に設定されたプロファイルとしては、[ThinkPad Default]があらかじめ用意されているが、これは採用せず、あたらしいプロファイルを作成した。[ThinkPad Default]では自動的に[システム・スタンバイ]が起動する設定になっていたのが理由。スタンバイ/ 復帰は時間がかかるし、たまに戻ってこれなくなるし、なによりUSB接続されたキーボードからの復帰ができないので、僕の使いかただと、毎回T60を安置場所からひっぱり出して蓋を開け、復帰したあとに置きなおす作業を繰り返す必要があるからだ。

[ThinkPad Default]から[システム・スタンバイ]だけを抜いたプロファイルを作成。一般ユーザーで再ログインし、CPU温度の変化を数日観察した。

温度変化

設定変更から数日涼しい日が続いたが、その影響を引いても、CPU温度は下がっている。ファンBIOS制御&空気清浄機中速のまま一晩放置しても、CPU温度は48〜49度をキープするようになった。

日中使用時の温度も低下した。CrystalCPUIDでは、変更前も後もコアクロックは2GHzと表示されているのだけど、それでもたしかに下がっている。設定変更前は、ファン最高速&空気清浄機最高速という環境で、日中のCPU温度は51度が下限だったが、変更後はファンBIOS制御&空気清浄機最高速で、日中でもCPU 温度が48〜49度に到達するようになった。不思議と、ファンの回転数を最高速に上げても(3500rpm→4500rpmと変化)、CPU温度は1度くらいしか低下しない。

Radeon X1400のPowerPlay

Radeon X1400には、GPUの性能を状況にあわせて変更するPowerPlayという仕組みがある。こちらの設定を調整すれば、GPU温度も下げられないだろうか。試してみた。

しかし、[CATALYST Control Center]の[POWERPLAY]から、[プラグイン]時の[希望の設定]を[バランス]や[最適バッテリ寿命]に変化させても、GPU温度はとくに変化しなかった。同様に、[CATALYST Control Center]の[インフォメーション センター]に表示されるコアクロック/メモリクロックの数字も変化しない。

電気代の推移

なお、Windows/FreeBSDの2PC体制からThinkPadの(ほぼ)1台体制に移行して以降、月当たりの電気代は平均で1,000円から2,000円削減されている。電気食いのゲーム用Windowsデスクトップマシンの起動回数が激減したのが大きいので、これはノートPC導入の効果と言うより、サーバ仮想化の恩恵と言うべきかもしれない。



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