EAがTake-Twoに買収を提案。Take-Twoは拒否

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ジャンル:
Game, Sid Meier's Game, SimCity & Spore
シリーズ:
種類:
ニュース
最終更新:
2008年02月26日 11時11分
シリアル:
2008-02-25-01
(2008年2月25日)

ビデオゲーム界の巨人Electronic Artsが、Grand Theft AutoシリーズのRockstar GamesやCivilizationシリーズのFiraxis Gamesを傘下に持つ大パブリッシャーTake-Two Interactiveに、買収による合併を提案しました。

Yahoo! Financeの記事はEAが出したプレスリリース。末尾にEAのCEO, John Riccitiello氏からTake-Twoの会長Strauss Zelnick氏へ当てた親書の写しあり。Voodoo Extremeの記事には、買収に伴ってEAが出したFAQが転載されています。

EA側の提案は一株あたり26ドル、しかもすべて現金でTake-Twoの株式を買い取るというもの。これは15日のTake-Twoの終値を64%, 過去30日間の終値を見ても63%越えており、総額で約20億の現金が動くことになりますが、Take-Two側は、会社の価値が低く見積もられているとして提案を拒否。「時期が悪い」として、大物タイトルGrand Theft Auto IVが発売される4月30日にEA側と会談を持ちたいと提案しました。

今回のEAの提案は、ActivisionとVivendi Gamesが合併して昨年12月に誕生した、EAを越える超巨大パブリッシャー、"Activision Blizzard"の存在が背景にあると思われます。Take-Twoは、Grand Theft Auto: San Andreasにセックスミニゲームが含まれていたHot Coffee事件に端を発する一連の騒動と、前経営陣の放漫経営と不正行為が明るみに出たことにより、ここ数年で大幅に株価を下げており、昨年3月には株主グループの意向で新執行部が送り込まれていました。

現在Take-Twoの子会社であるFiraxisは、会社設立当初EAをパブリッシャーとしており、EAが傘下のデベロッパーに対する影響力を強めてブランドの再編をはかる直前に逃げ出したという経緯があります。

参考


EAのTake-Two買収提案、国内記事

(2008年2月25日)

EAのTake-Two買収提案、続報いくつか

(2008年2月26日)

EAは相当本気であるらしく、わざわざこのためにWebサイトまで立ち上げています。内容は、EAのCEO, John Riccitiello氏からTake-Two執行陣に当てた公開質問状や、買収に伴うFAQなど。

Take-Two執行部のコメントを読むと、彼らの関心事は提案額の多寡と株主の利益にあるみたい。4月29日にGTA4が発売された後に話し合いたいというのは、つまりEAの言い値よりも高く売れると踏んでいるんでしょうね。現執行部は会社に愛着のある創業者とかでなく、放漫経営の前執行部に業を煮やした株式グループの意向で送り込まれた人々だから、額さえ見合えばわりとすんなり合併が決まることもありそう。EAもそこらへんを見越した上でTake-Twoに白羽の矢を立てたように思われます。