- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- Civilization Revolution Info Digest
- 種類:
- データ/資料
- 最終更新:
- 2008年06月26日 23時17分
- シリアル:
- 2008-03-29-06
Civilization Revolutionは、PCゲームとして伝統と名声を培ってきたシリーズで初めて、Firaxisが直接制作を担当するコンソール向けCivilization. プラットフォームはXbox 360, PlayStation 3, Nintendo DS.当初のアナウンスでは、北米では2008年6月3日、欧州では6月6日に店頭に並ぶ予定とされていたが、その後、北米におけるXbox 360/PS3版の出荷日が7月7日に改められた。欧州では、6月13日にXbox 360/PS3版の発売が開始されている。DS版の明確な発売日は、どこの地域でも定まっていない模様。

開発はSid MeierひきいるFIRAXIS Games, 販売はTake-Two Interactive Softwareのレーベルである2K Gamesが担当する。
公式サイトはwww.civilizationrevolution.com/.
Civilization Revolutionとは?
Civilization Revolution(以下、CivRev)は、PCシリーズの劣化移植版でもなければ、Civilization Vでもない。プレイヤーが細かい作業に悩まされないよう、コントローラーで快適に操作できるよう、コンソールのために土台から設計された作品。オリジナル版のCivをデザインしたSid Meier氏自身が、シリーズの歴史では久しぶりにデザインのリードを執っており、プログラマーとしても参加している。「もし今の技術でCivを最初から別の形で作り直し、あたらしい人々に紹介するとしたら」というコンセプトの元に取捨選択が重ねられ、大胆な単純化・合理化が図られているものの、CivをCivたらしめてきた要素は余すところなく詰め込まれている。



ゲームの流れはPC版シリーズと変わらない。プレイヤーは太古から現代に至る歴史の流れのなかで、文明を率いて勝利を目指す。都市を建設し、ユニットを生産して周囲を探索し、科学研究を進めて新しい技術を発見し、施設や不思議を建設して都市を強化し、ほかの文明とときには争い、ときには外交で協力しながら帝国を拡大してゆくターン制・タイル式の戦略ゲーム。ランダムマップ式で、決められたストーリーは存在しない。勝利条件が複数用意されており、状況にあわせて戦略を組み替えられる。
Civの魅力
- ターン制なので自分のペースで落ち着いてプレイできる
- 意思決定の単位が小さく、ひとつひとつの決定は単純
- しかし、単位ごとに意思決定の種類が明確に異なり、多様で多層的
- 得られる結果は明確または劇的であり、ペナルティや人工的な制限は小規模であるか、まったく存在しない
- 多層的な意思決定が相互に作用しあい、プレイヤーの意思決定の成果としてより良い選択肢が解禁されるため、最適解が状況とゲームの進行に応じて変化する
- このため、止め時を見つけるのが難しく、「あと1ターンだけ」と呟きながら徹夜して朝を迎える人々を世界中で数多く生み出した
- 世界の歴史を舞台とするが、歴史に関する深い知識は必要とせず、誰でも知っている馴染み深い要素が数多く登場する
- 歴史上の事物に関する百科事典的な解説が用意されており、学習的な要素がある
- 結果として、プレイヤーに、「自分がプレイしているのは単なるゲームではない。偉大で有意義なことをしている」という感覚を持たせることに成功している
リージョン
DS版とPS3版はリージョンフリー。Xbox 360版はリージョン制限が課されており、日本で販売されているXbox 360本体でCivRevをプレイするには、アジア版を購入する必要がある。
DS版
CivRevは当初Xbox 360/PS3向けのプロジェクトであり、Wii/DS版はプラットフォームの成功を受けて急遽後付けされたものだった。
CivRevのソースコードは機種に依存しないゲームのコア部分と、機種ごとに異なるプレゼンテーション層に分離されている。DS版のグラフィックはXbox 360/PS3版と大きく異なるが、ゲームのコアはまったく共通であり、ゲーム性は変わらないと繰り返し主張されている。
DS版のグラフィックはほとんどが2D. 下画面にメインマップが、上画面に戦闘や都市のレイアウト、タイルの情報やユニットのステータスが表示される。シヴィロペディア機能が縮小されており、画像やムービーは存在しない。
Wi-Fiとローカルのワイヤレス通信の両方がサポートされる予定。対戦モードは1対1, 4人プレイヤーでの乱戦とチーム戦。モードを選ぶだけで誰とでも対戦できる( = 友達コードが必要ない?)らしい。
バージョンによる違い
- Xbox 360版とPS3版のグラフィックはほぼ同一。DS版はグラフィックが2D化されているが、ゲームのコアは3つのバージョンすべてでまったく同じものが使用されている。全バージョンでコードの90%が共通だという
- セーブファイルの数が異なる。PS3版はハードディスクがあるためセーブ数に制限なし。Xbox 360版もハードディスクを利用している場合は無制限にセーブが可能だが、メモリーカードを利用している場合は2つ程度しかセーブできないらしい。DS版は5つまで
- DS版はWi-Fiのネット対戦と「ワイヤレス通信」によるローカル対戦に対応しているが、Xbox 360/PS3版が対応しているのはXbox LiveまたはGameSpy(※PS3の場合)によるネット対戦のみであり、ローカル対戦であるホットシート機能は存在しない
- Xbox 360/PS3版はボイスチャットに対応
- Xbox LiveとPSNでデモ版が公開されている。DS用のデモ版はリリースされない
- PS3とXbox 360のメモリ量は変わらないが、PS3版ではメモリが半分で分割されているため、Xbox版より工夫が必要だった。動作をスムーズにするため、PS3版ではデータをハードディスクにキャッシュする手法が活用されている
- DS版はすべてがカートリッジ上の高速メモリに納まっているため、ロード時間がほとんど存在しない。待ち時間があるのは、セーブゲーム用の領域を初期化する初回起動時くらいだという。DS版のカートリッジには、最大サイズ (1GB?) のROMが使用されているという
- ほかのバージョンでもロード時間はたいして存在しない。セーブゲームのロード時くらいで、あとはバックグラウンドでロードされるため、ポーズのようなものはまったく発生しないという。DVDのシークタイムを短縮するため、データの配置方法が工夫されている
その他のバージョン
当初のアナウンスではWii版も発売予定とされていたが、2008年1年に無期限の中断が発表された。Wiiに対応するにはアート資産と操作体系を作り替える必要があり、人的・時間的リソースが足りなかったのが中断の理由。Firaxisのスタッフは、「ほかのプラットフォーム版が成功すれば、Wii版の開発が再開される可能性は高まる」と発言している。
CivRevのプロトタイプはPC上で作成されており、技術的にはPC版の発売も不可能ではないという。PC版CivRevが出ないのは、ユーザーの混乱を招かないようにするため。FiraxisのプロデューサーBarry Caudill氏の言を借りると、「CivシリーズはPC市場で非常に有名なので、もしPC版のCivRevが出たら、多くのプレイヤーはこれがCiv5だと誤解してしまうだろう」。「そして、CivRev は断じてCiv5ではない」。また、CivRev の操作体系は最初からコントローラーに最適化されており、マウスやキーボードはサポートされない。
FiraxisはPCを重視しており、PCを捨てるつもりはないという。Meier氏は、「PCのユーザー層は長きにわたってこの作品の忠実なファンだった。我々が彼らを忘れることは間違いなく無い」と語っている。
PC版シリーズとの違い
- PC版は、PCの多様な環境に配慮して、最先端のグラフィックを使用していない。しかし、コンソールの環境は固定されているため、CivRevではハードウェアの機能が十二分に活用されている
- 結果として、CivRevは歴代でグラフィックがいちばん素晴らしいCivになっている
- Havokの物理エンジンが使用されている
- ゲームのさまざまな部分が合理化・単純化されており、1ゲームに必要な時間が短くなった。しかし、ゲーム性はさらに濃密になっており、「いつでも何かが起こっている」「最後の瞬間まで勝者がわからない」という
- 文明の指導者が固定。志向は存在せず、文明ボーナスは志向の組み合わせよりもはるかに特色豊かで独自色が強いものとなった
- 文明ボーナスのような特殊な場合を除いて、スクエアから採取可能なリソースは、食糧・商業 (Trade)・資源 (Resource) のうち一種類のみ
- 労働者ユニットが存在しない。地形改善は都市市民の配置に同化している。道路の設置も自動化されており、始点と終点の都市を指定するだけで良い
- ペナルティやネガティブな要素がほとんど削除されている。たとえば、維持費や汚職、汚染や飢餓は存在しない
- 宗教が登場しない
- 税率が存在しない。商業収入を金銭と科学のどちらに振り分けるか、都市ごとに調整できる
- 不利な戦闘からの撤退が可能
- ユニットの戦力差があまりにも大きい場合、強者が即座に勝利を収める「圧倒」という要素が存在する
- 陸上ユニットの戦闘時、沿岸の艦船による海上支援が可能
- 探検用の船舶に最初から探検家が同行しており、上陸させて内陸を調査させることができる
- 蛮族に首領がいる。また、気候帯ごとに異なる4種類の蛮族が用意されている
マップ
マップサイズは固定。地形などを指定できるオプションは存在しない。
マップには「大森林」や「大海原」のような特徴的な地形が存在しており、最初に発見した文明に、ボーナスと命名権を提供する。
国境解放のような複雑な条約は存在しないため、宣戦しない限り、軍事ユニットは他文明の領土に踏み込めない。隊商とスパイは、和平締結時でも他文明の領土に進入できる。
難易度
酋長・将軍・国王・皇帝・天帝の5種類。酋長レベルがチュートリアルを兼ねる。
文明
プレイ可能な文明は16種類。文明はそれぞれ全時代のボーナスと、時代を進化するごとに解禁されるボーナスを保有しており、それぞれ大きく異なっている。ボーナスはとても大きなもので、どの文明でプレイしても、「この文明なら負けっこない」と思えるほどだという。指導者は文明ごとに1人のみ。
CivRevの固有ユニットは、外見が通常ユニットと異なるだけで、能力は通常ユニットと同じである。
文明一覧
戦闘
ユニットは複数人から構成されている。戦闘アニメーションは決め打ちではなくリアルタイム。物理処理や特殊効果が使用されているらしい。勝利や敗北のエフェクトもさまざま。
戦闘前に勝率をプレビューできる。また、アポロ神殿 (The Oracle) の不思議を保有している場合、不利な戦闘を仕掛けようとすると、攻撃中止を奨めるダイアログが表示される。
戦闘が不利に進んだ場合、ボタンを押すと撤退が可能。撤退した場合、相手側ユニットはアップグレード1 つを受け取る。
爆撃機と弓兵のように戦力差があまりにも大きい場合、戦闘はおこなわれず、弱いほうのユニットが即座に消滅する。「圧倒」("Overrun") と呼ばれる効果。通常は 7:1 の戦力差で生じるが、ズールーのみ 4:1 の戦力差で相手を圧倒できる。
戦闘でユニットが傷ついた場合、移動せずにターンを終えることにより、ユニットの体力をターンごとに 1/3 づつ回復させることができる。
攻城兵器は川越しに攻撃した場合に不利益を受けない。丘陵スクエアは攻撃側にもボーナスを提供する。
ユニット
CivRevでは、金銭を使って即座にユニットを生産できる。
傾斜コストの概念が導入されており、ユニットを生産するほどコストが大きくなる。
航空ユニットは、Civ2のように移動ポイントを消費して移動する形式。陸上ユニットと同じように動き回れるが、燃料が切れる前に都市へ帰還する必要がある。
爆撃機は陸上ユニットしか攻撃できない。陸上・海上ユニットは航空ユニットを攻撃できない。攻撃機は陸上・海上・航空ユニットをすべて攻撃できる。航空ユニットは都市を占領できない。
敵ユニットは敵都市上に表示されない。つまり、攻撃するまで相手の防御ユニットが分からない。
スパイの能力が向上。ユニットの駐留を停止させたり(駐留ボーナスが撤廃される)、敵都市の生産物を破壊したりできる。敵スパイの活動を阻害する効果もあるらしい。
船舶ユニットに、最初から内陸探検用のユニットが乗り込んでいる。
ICBMは1本しか生産できない。マンハッタン計画を完成させた文明でのみ利用可能。
レオナルドの工房を使うか、ドイツの文明でプレイしない限り、ユニットを時代のあたらしいユニットに更新することはできない。レオナルドの工房の効果は建設時の1回限り。
いらなくなったユニットは解体できる。
隊商
隊商ユニットは金銭の供給源。ほかの文明の都市へ移動させると、大量の金銭を入手できる。交易先として選ばれた都市でも、いくらかの金銭収入を得る(交易発信側の約40%程度)。
隊商ユニットは、国庫にはじめて100ゴールドが蓄積された際に無料で1体が贈呈される。また、
軍隊
同じ種類のユニット3体をひとつにまとめると、軍隊を編成できる。
軍隊は個々のユニットの攻撃力・防御力を合計した力を持つ単一のユニットで、構成ユニットのアップグレードをすべて保有する。階級持ちのユニットが軍隊に参加した場合、そのなかでいちばん高い階級が軍隊全体に適用される。
いちど編成した軍隊を個々のユニットに分離することはできない。
レオナルドの工房・ドイツの文明ボーナスによるユニット更新効果は、軍隊を構成する個々のユニットにも適用される。
大将軍に率いられると、軍隊の力はさらに高まる(+50%ボーナス)。
階級
正規兵、古参兵、精鋭兵の3つの階級がある。
正規兵が3回戦闘に勝利すると古参兵に、古参兵が3回勝利すると精鋭兵になる。精鋭兵になったユニットはアップグレード1つを受け取る。
アップグレードは、相手が戦闘から撤退した際、あるいは、自分と同等もしくは自分よりも強い相手に勝利した場合にも入手可能?
ユニットは、階級が1つ下のユニットに対して50%の戦闘ボーナスを持つ。(たとえば、古参兵は正規兵に対して50%の戦闘ボーナスを持ち、精鋭兵は正規兵に対して100%のボーナスを持つ)
兵舎の存在する都市、または、偉大な指揮官が定住する都市では、ユニットは古参兵として誕生する。兵舎と偉大な指揮官両方が存在する都市では、ユニットは精鋭兵として誕生する。
アップグレード
| アップグレード | 効果 |
|---|---|
| 電撃戦 (Blitz) | 1ターンに複数回の攻撃が可能 |
| 潜入 (Infiltration) | 都市攻撃時に +100% 威力ボーナス |
| 忠誠 (Loyalty) | 友好領における防衛時に +50% 威力ボーナス |
| 行軍 (March) | +1 移動ポイント |
| 工兵 (Engineering) | 都市防衛時に +100% 威力ボーナス |
| ゲリラ | 敵領域での攻撃時に +50% 威力ボーナス |
| 衛生兵 (Medic) | 昇進を保有するユニットの回復速度が早まる |
| 不明 | 不明 |
| 不明 | 不明 |
外交
外交はCiv3やCiv4のような交渉卓形式ではなく、Civ2のようなダイアログからの選択形式。貢物の要求や技術取引などは可能だが、AIが提示した条件にYes/Noで答える形式で、条件を自由に組み合わせることはできない。
国境解放や地図の交換はできなくなった。プレイヤーはAIにたよらずにマップを探索する必要がある。
指導者はそれぞれ異なる性格を持つ。
高難易度では、AIプレイヤーは人間プレイヤーに対してより攻撃的になる傾向がある。とくにゲーム終盤、プレイヤーが勝利に近付くと、万難を廃して勝利を妨げようとするらしい。
都市
労働者ユニットは存在せず、都市画面から人口ポイントの配置を通してコントロールする。プレイヤーが望むなら、都市労働者の位置を完全にコントロールして、都市の出力をカスタマイズできる。
税率は存在せず、商業 (Trade) 収入を金銭と科学のどちらに変換するか、都市ごとに選択する形式。どちらに振り分けるかは、都市画面で[Y]ボタンを押すたびに変更される。
道路は都市画面から建設。労働者の仕事ではなく、国庫から金銭を費やすことで、都市と都市を接続する。
生産物を途中で変更してもペナルティが発生しない。
都市市民が労働可能なスクエアは、最初、都市に隣接する8スクエアのみ。範囲を拡げるには、都市に裁判所を建設する必要がある。
汚染・飢餓・汚職は存在しない。
ユニットの緊急生産には金銭を使用する。緊急生産はどんな場合でも可能。特定の社会制度を採用する必要はない。
道路
CivRevの道路は、都市と都市を接続するかたちで建設される。道路上を移動する限り、ユニットは移動ポイントを消費しない。ただし、都市に進入した際は移動ポイントを消費する。
鉄道は登場しない。
敵文明も道路を利用できるという。
文化
文化は、宮殿・寺院・聖堂のような都市施設、特殊資源、不思議から産出される。
文化を蓄積すると文化国境が広がり、偉人が発生しやすくなる。都市の文化転向はCivRevにも存在する。
政治体制
| 社会制度 | 効果 |
|---|---|
| 専制政治 (Despotism) | なし |
| 君主政治 (Monarchy) | 宮殿の効果が2倍になる |
| 共和制 (Republic) | 開拓者が消費する人口が1ポイントのみになる |
| 共産主義 (Communism) | 都市の生産力に +50% ボーナス。寺院と聖堂の効果が無効になる |
| 民主主義 (Democracy) | 商業 (Trade) に +50% ボーナス。自発的な宣戦ができなくなる |
| 原理主義 (Fundamentalism) | すべてのユニットに +1 攻撃力。図書館と大学の効果が無効になる |
技術
CivRevの技術ツリーは合理化されており、総技術数が減少しているが、基本的な技術はすべて登場するという。おもにゲーム後半の技術が削減されて、現代あたりが末端になっているらしい。
技術ツリーの先に進むには、Civ4同様、前提技術のどれか1つを満たすだけで良い。
ある技術をいちばん最初に発見した文明はボーナスを得る。たとえば、君主制を最初に開発した文明では、都市に無料で町壁が建設される。封建制を最初に開発した場合は、騎士1体を無料で入手できる。
まだ誰にも発見されていない技術には、金ビーカーのアイコンが表示される。
地形の出力を改善する技術がある。インド以外の文明は、マップ上の特殊資源の恩恵を得るために、特定の技術を開発する必要がある。
国庫の金銭
国庫に保有する金銭に応じて、文明にボーナスが提供される。100ゴールドを貯蓄すると無料の開拓者1体、5000ゴールドで全都市に上水道が建設される、など。
特殊資源
CivRevでは、従来シリーズのシールド/ハンマーにあたるユニットや施設の生産に必要な産物が、「資源」("resource") という名称に変更されている。しかし、ウランのような、技術によって解禁される「特殊資源」も登場する。
特殊資源は、ユニットの生産解禁のような特殊な力は持っておらず、土地の出力にボーナスをあたえるだけである。
偉人
偉人の使用法は2種類。偉人を消費してスーパーパワーを活用するか、都市に定住させて継続的な効果を得るか。
偉人は5種類:
- 偉大な建築家:
- 都市で建設中の改善もしくは不思議を即座に完成させる
- これから都市で建設されるすべての建築物のコストを半額にする
- 偉大な科学者:
- 現在研究中の技術を完成させる
- 偉大な実業家:
- 即座に大量の金銭を提供する
- 偉大な指揮官:
- 大将軍としてユニットに付加できる
- 都市に定住した場合は +50% 経験値ボーナス。ほかの施設の効果と積み重なる
- 偉大な人道主義者:
- 敵都市1つを平和理にプレイヤーに転向させる(完了まで数ターンが必要)
- 都市に定住した場合は、ターンごとに追加の文化を提供する
偉人が居住する都市が占領された場合、偉人は破壊されず、占領したプレイヤーのものになる。(保有する偉人の数は文化勝利に影響する)
いちど都市に定住させた偉人を再び起こして、別の都市に定住させるか、短期的なブースト効果(例:不思議の急造)に使用できる。
スパイを使って、ほかの文明の都市に定住した偉人を盗み出すことができる。偉人は文化勝利に重要な要素。
遺跡
マップにランダムに配置され、最初に発見した文明に固有のボーナスをあたえる遺跡 (Relics) が存在する。ゲームには6種類の遺跡が存在するが、必ずしも、1回のゲームにすべての遺跡が登場するとは限らないらしい。(難易度によって変化する?)
契約の箱 (The Ark of Covenant)
契約の箱を発見すると、まだ寺院が設置されていないプレイヤーの都市すべてで、即座に寺院が建設される。すでに寺院を設置済みの都市では、寺院のかわりに聖堂 (Cathedrals) が設置される。
黄金都市 (The Seven Cities of Gold)
黄金都市を発見すると、即座に、国庫に相当量の金銭があたえられる。
アンコールワット (The Angkor Wat)
アンコールワットを発見すると、プレイヤーの都市1つで、即座に不思議1つが建設される。
失われたアトランティス (The Lost City of Atlantis)
失われたアトランティスを発見すると、プレイヤー文明で黄金時代が解禁される。科学者たちは即座にいくつもの技術研究を終えることができるだろう。
テンプル騎士団 (The Knights Templar)
テンプル騎士団の要塞を発見すると、即座に、非常に強力なユニット1体があたえられる。
孔子学院 (The School of Confucius)
孔子学院を発見すると、即座に、大量の偉人があたえられる。
勝利条件
勝利条件を達成するには、それぞれ特定の不思議を建設する必要があるという。(技術勝利を収めるには宇宙船が必要、のように) たとえば、制覇勝利を達成するには、爆撃部隊 (Bomber Armies) と核兵器が必要。ゲーム途中での目標切り替えがやりやすくなっているうえ、勝利間近な文明から不思議を奪ってしまえば勝利を阻止できるので、最後になるまでゲームの勝者が分からなくなっている。
勝利達成のうえで積極性が重要になっている。経済勝利を達成するには、ほかの文明から金銭を盗み出す必要があるし、文化勝利は偉人の数に依存するので、スパイに盗まれないように偉人を守る必要がある。
ほかのバージョンとおなじく、リプレイ機能あり。
勝利に必要な2種類の不思議、国際連合と世界銀行の建設には、ほかの不思議の4倍ほどのコストが必要であり、偉大な建築家による緊急生産は不可能である。
ゲームは西暦2100年に自動的に終了する。
文化勝利
偉人・不思議・転向都市を、合計で20以上保有したうえで、国際連合の不思議を建設する。
制覇勝利
大量の人口と土地面積を獲得する必要はなく、単にほかのすべての文明の首都を占領するだけで良い。
経済勝利
20,000ゴールドを蓄積し、世界銀行の不思議を建設する。
技術勝利(宇宙勝利)
宇宙船を建設してアルファ・ケンタウリに最初に到着する。宇宙船はさまざまなパーツから構成されている。
実績
実績はXbox 360版でのみ有効化。50種類が用意されており、すべてを解禁すると1,000ゲーマースコアが入手できる。実績をデザインしたのはSid Meier自身。
実績は、「第二都市を建設する」「不思議を建設する」「ほかの勢力と外交で接触を持つ」のようなチュートリアル的な易しいものから、「1都市でゲームに勝利する」「同じユニットで20〜30回戦闘に勝利する」「都市サイズを20にする」のような中レベルのもの、そして、もっともハードコアでゲームに打ち込むプレイヤーにしか達成できないような「栄誉のメダル」の3層が用意されている。
マルチプレイ
Xbox LiveまたはPlayStation Home経由のマルチプレイに対応。DS版はWi-Fiまたはローカルのワイヤレス通信対戦に対応している。
Xbox 360版にはボイスチャット・ビデオチャット機能あり。ビデオチャット機能を有効化すると、通常は指導者グラフィックが表示される外交ダイアログの上部に、プレイヤーの姿が表示されるらしい。
ランク戦でない通常ゲームでは、プレイヤーがゲームから退出すると、AIが操作を受けつぐ。退出したプレイヤーがオンラインに復帰した場合、ホストプレイヤーは、彼をゲームに再招待するかどうかを選択できる。Civ4とは異なり、途中参加は招待された場合にのみ可能。
ランク戦でない通常ゲームでは、十分な人数が揃わない場合、AIをプレイヤーとして参加させられる。ランク戦では必要な全プレイヤーが人間である必要がある(つまり、AIプレイヤーとチームを組んだりco-opすることはできない)が、この場合でもゲームには数人のAIプレイヤーが参加する。
マルチプレイにはセーブゲーム機能がない。Firaxisのスタッフによると、Civ4では、マルチプレイがセーブされた場合、そのゲームが実際に再開されることは稀だったという。
マルチプレイ中にシヴィロペディアを閲覧することはできない。
マルチプレイのモード
モードは3種類:
- 1対1 (Head-to-Head): 人間プレイヤー2名が対戦。AIプレイヤー2名がゲームに参加する
- 乱戦 (Free For All): 4人のプレイヤーが相争う。AIプレイヤー1名が参加する
- チームモード:2対2で戦う。人間とAIプレイヤーがペアを組むこともできる
ランク戦
競争的なゲーム(ランク戦)では、プレイヤーがゲームを抜けた場合、そのプレイヤーは敗北する。これは、負けそうなプレイヤーが回線を切断することで敗北を回避するのを防止するための措置。ランク戦から抜けるには敗北するしかない。
ランク戦の採点には、ほかの多くのゲームでも採用されているEloシステムが使用される。レートは1000から2000の間の数値で現わされ、何回勝ったか負けたかだけでなく、勝った/負けた対戦相手の強さも考慮の対象となる。4人制のゲームでは、2位になった場合でもスコアが上昇する。
オンラインでは、プレイヤーのレートだけでなく、好みの指導者や達成した勝利条件のような情報も閲覧できる。
リーダーボード
PS3/Xbox 360版両方にマルチプレイ用のリーダーボードが用意される。1v1/FFA/2v2それぞれに別個のリーダーボードが用意される予定。「今週のゲーム」専用のリーダーボードもある。
マルチチプレイのランキングは勝敗にもとづいて、「今週のゲーム」のランキングはどれだけ素早く勝利を達成できたかにもとづいて決定される。「今週のゲーム」のランキングは難易度ごとに別々のものが用意される。
マルチプレイのターン
同時移動 (simultaneous move) モードでは、すべての人間プレイヤーが同時に行動する。人間プレイヤー全員が行動を終えるとAIが行動し、また人間に操作が戻る。
ターンタイマーが用意されており、最初の人間プレイヤーがターンを終えた後に発動する。ほかのプレイヤーの行動が終わるのを待ちぼうけることが無いうえに、先にターンを終えたプレイヤーは対戦相手にプレッシャーをあたえられる。ターンタイマーはたったの30秒なので、ほかのプレイヤーは大急ぎで操作を終えなければならない。
ターンタイマーはオプションであり、オフにすることもできる。気の置けない友人たちと長々と会話しながらプレイすることも可能。
ダウンロードコンテンツ
CivRevの出荷版にはシナリオが同梱されている。ゲームのローンチ後、Xbox LiveとPSNにて、シナリオパックがいくつか提供される予定。
今週のゲーム (Game of the Week)
世界中のプレイヤーが同じマップを同じ文明・同じシナリオ・同じ開始地点でプレイして記録を競い合う、「今週のゲーム」(Game of the Week) というオンラインモードが用意される。公開は毎週日曜日?
今週のゲームでは、同じマップに何回でも挑戦できる。森や蛮族、お菓子の小屋の位置を覚えたうえで最適化を目指すプレイスタイルも可能。
公開されるたびにマップと指導者が変更されるので、戦争好きのプレイヤーが有利になるマップもあれば、文化的なプレイヤーが有利になるマップもある。
「今週のゲーム」のマップは全プラットフォームで共通。自宅でXbox 360版をプレイしつつ、外出先ではDS版を使って同じマップを練習することもできる。
シナリオ
CivRevの出荷版にはシナリオが同梱されている。また、ゲームのローンチ後、Xbox LiveとPSNにて、シナリオパックがいくつか提供される予定。
シナリオの例:
- フン族の攻撃 (Attack of the Huns)──蛮族がより大量に、より攻撃的になる。敵首都を占領しなければ勝利できない
- 神々の戦車/未来の記憶 (Chariots of the Gods)──ボーナス技術複数を持った状態でゲームを開始。技術開発が高速になる。蛮族なし
- 黙示録! (Apocalypse!)──後半の時代、すでに大規模な文明が建設された状態からゲームを開始。制覇勝利でのみ勝利可能。技術研究の速度がはやまり、アップグレードをより早期に入手できる。蛮族の攻撃性と数が増加する
全部で10本のシナリオが同梱される予定。
その他
ゲームには、戦場の霧を取り去るものやほかの文明の情報を監視できるものなど、さまざまなチートが存在するらしい。