- ジャンル:
- Akihabara, Diary
- シリーズ:
- いろんなものをレビューするよ
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2007年02月04日 21時50分
- シリアル:
- 2006-12-12-08
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9日の昼に注文して、届いたのが12日の夕方。ステータスは、休日をはさんで48時間近く「まもなく発送されます」のままでした。これまですぐに届いたから大丈夫だろうとたかをくくっていたけど、見事にしてやられたというか。これが「通常24時間以内に発送」表示をやめた意味なのか。関東圏に住んでいて、一刻もはやく商品が届いて欲しい場合は、「お急ぎ便」のオプションを必ず入れておくことをおすすめします。
「お急ぎ便」に関しては、アマゾン特有の、商品が注文順ではなく発送順に割り当てられるシステムとの兼ね合いも気になる。「お急ぎ便」を使って発送を早めることで、限定商品の待ち行列に「割りこむ」ことができるとしたら、これはかなり極悪じゃないかと思うんだけど、ここらへんのシステムはどうなっているんだろう。
ファーストインプレッション
サイズ・内容物
サイズを以前から使っているカシオのXD-V9000と比較。幅はほぼ同一。奥行きはSR-G10000のほうが1.5cmほど長く、厚みに関しては、閉じた状態のXD-V9000と、開いた状態のSR-G10000のキーボード側がほぼ同じ厚み。重量にはそれほど差を感じない。
本体はCD-ROMケースなどによく使われる白色の不織布に入れられていた。これは携帯時にそのまま使えて便利かも。
本体のほか、イヤホンとACアダプタ、マニュアル、ユーザー登録用の葉書と投函時に個人情報を保護するためのシール、シルカカードレッドのパンフレット、現行のシルカカードレッドをSR-G10000で使用した場合には制限が生じることを注意する赤紙が付属している。
ACアダプタと充電池
ACアダプタは小型で軽量。「ACアダプタ」と聞いたときに想像する、ずっしり大きなものではまったく無い。アダプタ部分の大きさは、4.7cm×5cm×2cm 程度。コンセント部分を折り畳むことができるので、それほど苦労なく携帯できそう。マニュアルには「ACアダプタの適用電源は日本国内または北米国の家庭用電源です。それ以外の電源(海外でのご使用)ではそのままではお使いになれませんのでご注意ください」という記述あり。
SR-G10000はリチウムイオン充電池を使用する。充電池は底面のスライド式カバーを開ければ自分で交換できる。通常使用時に誤ってカバーが開かないようにするための保護スイッチあり。保護スイッチの横にリセットスイッチがある。カバーを明けてみたところ、3.7V 920mAhの平たい充電池が使われていた。製品番号はBP-100とある。
電源投入
ラッチを開くと自動的に電源が入る。外見は黒と銀色で統一されていて高級感があるが、キートップのプリントは、文字の周囲が汚れているように見えるのがやや不満。手の脂が浮いて目立つのもちょっと困る。
初期状態の電池表示は満タン。マニュアルによると、空の状態からのフル充電には約3時間が必要とのこと。蓋を閉めた場合、電源は自動では切れないが、ほかの電子辞書同様のオートパワーオフ機能が備わっている。デフォルトでは3分。[メニュー]→[環境設定]→[オートパワーオフ時間]で設定を変更できる。最短は1分、最長は99分。決定ボタンを押すと「使用後は本体を閉じる前に電源を切ることをお勧めします」という警告が表示される。
スピーカーが内蔵されており、イヤホンを使わなくても音声を聞くことができる。音量は右側面のダイヤルを使って調整できるが、ちょうど良い音量に設定するのが難しいように感じた。すこし大きくするとすぐに音が割れ気味になる。
液晶の可読性
バックライトがないので暗所での可読性は期待できないが、液晶の質はとても良い。XD-V9000よりも眩しく、クリアに感じる。(XD-V9000はバックライトが無く、2003年春の発売直後に購入したモデルなので、その分のヘタリも考慮すべきでしょうが) 表示スタイルやフォントの大きさの設定が辞書ごとに保存されるのも良い。
キー・操作性
Impress Watchのレビューでは、電源キーとファンクションキーの大きさが同じであることに違和感が表明されていたが、「入/切」キーを操作する必要性が下がったからと考えると、このデザインもアリのように思える。なお、「入/切」キーは、わずかに沈みこんだところに配置されており、ほかのファンクションキーとは高さが違う。間違って押してしまわないようにするための配慮だろう。
操作面でXD-V9000といちばん大きく違うのはシフトキーの有無か。同じキーの二度押しで辞書を変更できるのは、いちいちシフトを押さなければならないカシオ系よりも便利。いっぽう、辞書の凡例/使いかたの参照に関しては、辞書を開いているあいだ、いつでも[シフト + 訳/決定]でガイドを参照できるXD-V9000のほうが優れているように思える。
左右のカーソルキーが左右への移動と前ページ・次ページへの移動を兼ねる点と、[登録・削除]キーがBS/DELキーの役割をする点に違和感。とくに、『新漢字林』では、カーソルキーが候補の移動に使用されるので、候補が多数表示された場合、一気に前ページ/後ページへ移動することができない。カーソルキーを押し続けなければいけないのは欠点だが、SR-G10000には、カーソルキーを押したままにすると移動が速くなるオートリピート機能があり、画面切り替えはかなり高速でおこなわれるので、使用感の面でストレスがたまることはなさそう。
店頭ですこし触ったときにも感じたが、キーのレスポンスには不満がある。構造上、キーを押し間違えることが多かったXD-V9000とは異なり、SR-G10000ではキーの打ち間違えによるミスはほとんど発生しない。しかし、あまり素早く連続してキーを押すと、途中の入力が「取りこぼされて」しまうことがある。
メニュー・機能
メニューに登録されているのが、「その他」の辞書だけであるのにもやや違和感があるが、これは、メニューキーは極力使用せず、「その他」のうちよく使うものを「お気に入り」に登録して使えばよいという設計思想だと考えれば納得できる。
XD-V9000の検索履歴は辞書ごとに用意されているが、SR-G10000はひとつの履歴プールを共有している。履歴は100件まで。これとは別に、検索した見出し語・例文・成句・熟語を、計1,000件まで登録できる「単語帳」機能が用意されている。充電式でメモリクリアの頻度が少ないことを考えると、SR-G10000では「単語帳」を積極的に活用したほうが良さそうだ。
文章の一部を選択してほかの辞書を参照できる「ジャンプ」機能と、検索結果画面からほかの辞書を一括検索できる「ツイン検索」の違いがよくわからない。ほとんど同じ機能なのだから、「ジャンプ」機能を「ツイン検索」と同じものとして扱えば良かったのではないかという気がする。(内部的にはそうしているのかもしれないが、インタフェイス的にもという意味で) ジャンプ語として選択した用語を、あとから修正・変更したい場合がある。
呼び出し元の辞書の表示に影響をあたえずに、「ジャンプ」のプレビューと、「ツイン検索」のウィンドウの文字サイズだけを変更できる。これはなかなか……いや、かなり便利。ここの文字サイズを小さくして情報量をあげるとかなり使いやすくなる。
まずはこれくらい。気がついたらあとでまた追加します。さすがに3年以上経過しているだけあって、XD-V9000とは機能性の面で格段の差があるなあ。「決定」を押さなくても定義をプレビューできるのは、いまの電子辞書では当たり前だけど、この機能がなかったXD-V9000から移動してきた身にはかなり大きいです。
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