- ジャンル:
- Sid Meier's Game
- シリーズ:
- 織田家の野望
- 種類:
- 読みもの
- 最終更新:
- 2004年05月20日 18時59分
- シリアル:
- 2004-04-10-06
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空白地を取られた悔しさで武田家に宣戦。どうせ武田家は弱小氏族だから斎藤家のように簡単に滅ぼせるだろう、と思っていたのだけど、そうは問屋がおろさなかった。
山伏は防御体勢で都市の人口は7. 都市は丘陵の上に築かれている。防御体勢で +25%, 人口7で +50%, 丘陵で +50% のボーナスがつくので、山伏は能力値の2倍以上の防御力を持っていることになる。
都市に近づいてみると、棒術で生産可能になる高性能ユニット、山伏 (2.5.2) が都市を守っているではありませんか。向こうの防御ユニットはせいぜい槍兵程度だと思っていたので、これはおおきな誤算でした。こちらの攻撃ユニットは武士 (3.2.1) と騎馬武者 (3.1.2) なので、斎藤家を滅ぼした直後でユニットの揃えがきかない織田家では相手のしようがありません。しかたがないので都市周囲の贅沢品資源のうえの道路を略奪してお茶をにごし、数ターン前に今川家とも和平を結んでいた武田家と早々に休戦することにしました。
Civ3では技術の開発に応じて、攻撃側が有利な時期と防御側が有利な時期が交互に波のようにやってきます。ゲーム本編ではたとえば鉄器や騎士道の開発後は攻撃側が有利な時期、封建制や火薬の開発後は防御側が有利になる時期です。戦国シナリオでは、資源を必要とせず、移動力と防御力が高い山伏を建設可能になる棒術をAIが開発した後は、しばらく防御側が圧倒的に有利な時期が続くわけです。
この時期に攻撃をかける場合、次のような選択肢があります:
- 攻撃ユニットをとにかく大量にそろえる
- カタパルトや投石器のような間接攻撃兵器を使用し、敵ユニットの耐久力を落とす
Civ3の戦闘システムには、ランダム性が高いという特徴があります。性能が劣るユニットであっても、大量にそろえれば、あるいは敵の体力が完全でないならば、相手を倒せるチャンスはあるのです。
また、Civ3の戦闘では、防御側に地形や防御姿勢によるさまざまなボーナスが付加されるので、防御側が有利になることが多いシステムだとも言えます。とくに都市の人口が7または13以上である場合、その都市スクエアに位置するユニットは防御力に+50%または+100%のボーナスを受けます。これが人口の大きな都市が攻略しにくい理由です。
この人口ボーナスを回避するには、都市を砲撃・爆撃して都市の人口を下げるのが一番の有効策です。しかし、古代・中世の間接攻撃兵器は攻撃力が弱く、都市の人口を削るのには使用できません。この場合、都市の周囲をユニットで埋めつくし、敵がスクエアからの収入を得られないようにする作戦が有効です。敵対関係にあるユニットがいるスクエアからは収入が得られないので、都市は飢餓状態になり、結果として人口が低下して攻略しやすくなるわけです。
ところでCiv3では、アクティブなユニットに応じた命令ボタンが画面下部に表示されています。このボタンはBackspaceを押すと画面右側に移り、Deleteを押すと画面上のダイアログやボタン類は一切表示されなくなります。
命令ボタンの上にマウスをもってゆくと、その命令のキーボードショートカットが表示されます。ショートカットはCiv3を快適にプレイするための必需品なので、なるべくはやめに身につけておきましょう。初期状態では一部の命令ボタンは表示されていませんが、環境設定で「高度ユニット行動ボタンを表示」にチェックを入れれば、すべてのボタンが画面に表示されるようになります。
さて、織田家はいまだ技術でほかの氏族にわずかに勝っているものの、ほかの氏族も無視できない勢力に育ってきました。とくに北の上杉家と西の毛利家の発展が著しい。こちらは戦争の連続で防御ユニットや施設が十分でない都市が増えてきたので、ここらへんで戦争を中断し、経済力と技術差をひろげて敵を引き離す方向に戦略をシフトさせることにしました。
まず相手との技術差を広げるために、開発が終わったばかりの弓術を外交交渉で売り捌きます。
武田家と交渉中。時代が進んで技術の価値が高まると、AIは最初のうちかたくなに拒否していたターンごとの金銭支払いにも応じるようになる。相手からターンごとに金銭を奪うのは、そのぶん相手の力を削ぐのと同義。

こちらから出せる条件一覧。ここで条件としてリストアップされているということは、相手はこれらの資源や技術を保有していないことになる。これは今川家相手の交渉なのだが、相手は鉄も馬も保有していない。ということは……。
接触済みのすべての氏族と会談をひらき、好条件を出してきた氏族に弓術を与えて、相手のご機嫌をとりながら金銭や地図をゲット。いくつかの氏族からはターンごとに金銭を受け取る契約を結びました。ターンごとの金銭取引をおこなえば、AI氏族が研究や軍事ユニット維持にまわせる金銭量はそのぶん減少します。また、こちらは相手からの金銭収入を生かして科学税率を極めて高く設定することができるので、相手との差はますます広がることになります。
某ゲームの諸葛孔明並みの助言的中率を誇る外交アドバイザ。彼は取引成立の可否以外にも、相手文明の状態に関するさまざまな情報を教えてくれます。
しめしめ、これで技術開発に専念できるぞ、と思ったのもつかの間、毛利家が織田家と毛利家の中間で緩衝になっていた浦上家を滅ぼしてしまいました。これで空白地が生まれてあたらしく都市をふたつ建設できたのはもうけものだったのですが、新都市建設に労力を使ったせいで既存の都市の発展が思ったよりもすすみません。
もうひとつ、斎藤家滅亡直後から織田家の領土内をうろうろしていた一条家が、突然こちらに宣戦してきました。一条家は弱小氏族だからと、弓術売買の相手にしなかったのがまずかったのか。
一条家の狙いはまだ防御の整っていない旧斎藤領。いままでどこかに隠れていた一条家の関船から、石弓兵と足軽がわらわらと降り立ちます。
AIはこちらの防御の弱い部分を的確に突いてくる。
近隣の都市から石弓兵や山伏・騎馬武者を急いで向かわせるも時すでに遅し。一条家に半田を奪われてしまいました。
一条家の支配下になった半田。文化圏が縮小し、人口が1減少している。
とはいっても向こうははるばる瀬戸内海から下関を経由してやってきた遠征部隊。戦力の薄さは否めません。ようやく駆け付けた騎馬武者で一気に半田を奪回です。
一条家に占領される前の半田は人口5で寺院を建設済みでしたが、半田を包囲されたときに飢餓状態となって人口が減少、一条家による占領時にさらに1減少して、奪回後の人口は3. 寺院も失われてしまいました。
Civ3では、敵に占領された都市では人口が1減少し、大不思議と研究施設をのぞく文化生産施設と小不思議はすべて破壊されます。文化量は占領前とおなじになりますが、大不思議に歴史による文化ボーナスがついていた場合、このボーナスは失われます。
Civ3では、敵の開拓者や労働者を捕虜にすることができます。開拓者は捕虜になると労働者2体に分離します。捕虜の労働者は自国の労働者よりも作業スピードが遅いかわり、維持費を必要としません。空白地のできやすい戦国シナリオでは、開拓者がマップをうろつくことが多く、うまくゆけば序盤から大量の農奴を入手できます。
労働者をアクティブにして都市スクエア上でBキーを押すと、労働者を都市に編入させることができます。捕虜の労働者を編入させることもできますが、この場合、労働者は編入後しばらくのあいだ元の国籍を持ちつづけます。文明の文化度が高いほど、国籍の同化ははやく進みます。
国籍の異なる市民は、母国とプレイヤー文明が戦争をすると不幸になります。また、国籍の異なる市民は文化転向の要因のひとつでもあります。捕虜を都市に編入する場合は、なるべく母国から離れた都市を選びましょう。
こちらの国内を横断して都市建設に向かおうとする今川家を外交交渉で追い出したところ。今川家は鉄を持っていないので護衛ユニットがいまだに足軽。
次回はたぶん幕府を建設します。
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