織田家の野望 (10)

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ジャンル:
Sid Meier's Game
シリーズ:
織田家の野望
種類:
読みもの
最終更新:
2004年05月20日 19時00分
シリアル:
2004-05-07-03

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前回落とした武田家のふたつの都市を足掛かりに、武田家の首都である信濃の周囲に歩を進めます。今回も軍事ユニットで都市を包囲して、包囲できないぶんは地形改善を略奪。信濃の人口を落としてゆきます。

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軍事ユニットの質に差がないので、この戦いは量の勝負になります。これまでの経験から考えると、AIは大名ユニットのいる首都に大量のユニットをためこんでいるはず。ここは急がずにゆっくりと抱囲戦の態勢をととのえるべきか……。

しかし武田家はかなりの大大名。いったいどれくらいの量の軍事ユニットをため込んでいるのか、非常に気になります。平時であればスパイ活動都市の調査で都市の状態を確認することができるのですが、戦争時は館(大使館)の機能が無効になってしまうので都市の調査ができません。そこでここはひとつスパイを潜入させてみることにします。

敵文明にスパイを潜入させるには、まず忍の里(ゲーム本編では諜報機関)の小不思議を建設します。そののち、スパイ活動画面から潜入先の文明を指定し、ミッションのタイプとしてスパイを、ミッションとしてスパイを派遣を選択して、画面右下の運用コストから選択肢をひとつ選びます。コストの高い選択肢ほど成功確率が高まります。また、政治体制が共産主義である場合も、スパイの経験が上がって成功確率が上昇します。

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スパイ活動画面でスパイを派遣を選択。

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信濃への潜入に成功。

スパイ任務に失敗するとその文明との外交関係が悪化し、最悪の場合は宣戦されてしまうこともある。

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スパイ活動画面では、スパイ潜入済みの文明の横にこのような目のかたちをしたアイコンが表示される。

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文明にスパイが潜入済している場合、その文明と交戦中であっても、顔グラフィックの左上に黄色の点が表示される。

織田家の忍はみごと武田家の首都である信濃への侵入に成功。もう一度スパイ活動画面に入ってミッションのタイプとしてスパイを選択。都市の調査で信濃の内情を探ります。

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武田家の都市である信濃の都市画面。織田家のユニットが周囲を包囲しているせいで食糧不足におちいっている。

内情を確認した結果、やはり信濃には恐ろしい数のユニットが駐留しているようです。ここは待ち、と判断して、銃後から騎兵隊が仕上がってくるまでしばらく待機し、大名ユニットである織田信長も呼び寄せます。いっぽう近場の都市では開拓者の生産を開始。武田家滅亡後の空き地争奪戦にそなえます。

さらに数ターンが経過。ほかのAI氏族がおこぼれに預かろうと信濃に接近してきたので、そうはさせじと揃えたユニットで総攻撃を開始します。攻撃順は 間接攻撃→機動ユニット→歩兵ユニットを攻撃力の高い順に、というお決まりのオーダー。ユニットをあらかたぶつけ終わり、さて残った大名ユニットで敗残兵を削って次のターンにそなえるか、と都市にぶつけてみると……。

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なんと、アップグレードされた大名にはターゲットの選択能力があったのでした。うわあ、ユニットだいぶ無駄にしちゃったよ、とのけぞりながら、標的として武田信玄を選択。大名同士の一騎打ちをくりひろげます。

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武田信玄は一度も戦闘をしたことがなかったのか、耐久力が3しかなかったので、こちらも傷を負ったもののなんとか倒すことができました。傷ついたユニットをその場で防御体勢にして体力を回復させ、開拓者を空き地に派遣します。

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戦国シナリオでは、国王ユニットである大名が破れると、その氏族のすべての都市が破壊される。

さて、武田家は滅ぼしましたが、その次にやっかいなのが西の毛利家。こちらもすでに織田家を技術開発で追い越しています。

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毛利家は織田家よりも先に火薬を開発してしまった。

とはいえ技術差はたったの1ターン。科学税率を100%まで高めて、こんどこそはと最終技術である砲術の研究にはげみます。毛利家は松永家や四国・九州の大名と抗争を繰りひろげている最中で、どうやらすぐに織田家に牙を剥くつもりはなさそうですが、毛利家の忍者が松永家の領土へむかう行きがけの駄賃よろしく織田家の土地を略奪してゆくのがやっかいです。

火薬を開発すると、いままで不可視になっていた硝石の戦略資源がマップ上にあらわれます。戦略資源がマップのどこにあるか確認するには、Ctrl + Shift + Mを押すとトグルされるマップのクリア機能が便利です。

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マップのクリア機能を使っているところ。あ、あんなところに硝石が……。

マップのクリアを使うと、戦場の霧が晴れた状態のマップが表示されます。ただし、あきらかになるのは既知の領域だけで、未踏破領域は表示されません。戦場の霧に隠れたユニットも表示されないままです。Ctrl + Shift + Nで呼び出すことのできるマップ簡略化環境設定を使うと、どの要素をクリアするかを変更することができます。


いまここで毛利家の相手をするのは大変そうだなあ、東北を統一してからゆっくり料理しようかなあ、と考えながら外交画面をチェックしていると、大変なことに気がつきました。

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毛利家は織田家につぐ領土の広さを誇りながらも、なんと硝石を保有していません。ということは技術で先行されても全然怖くない。むしろこちらが有利。これはいける! とふんで、旧武田家領内にとどめておいた騎馬軍団を一路西へとむかわせます。大名である織田信長も急遽西征。京都を経由して但馬国に入ります。

先行した騎馬軍団はまず手始めにと、近畿一帯を荒らすうるさい忍者を殺してまわります。するとゲームも終盤というこのときになってようやく軍事リーダーが出現。

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なんともできすぎたことに、誕生したリーダーの名前は明智光秀でした。

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軍事リーダーは、直接攻撃力を持つ熟練兵の陸戦用ユニットが戦闘に勝利したときに一定の確率で発生する特殊なユニットです。軍事リーダーは、大不思議以外のアイテムの緊急生産か、軍隊ユニットの生産のどちらかに利用できます。どちらの場合でも、いちど利用するとそのリーダーは失われます。軍事リーダーはいちどに一体しか保有できません。

C3Cでは、軍事リーダーのほかに科学リーダーというリーダーも登場します。科学リーダーは、文明がほかの誰よりもはやく技術を開発したときに一定の確率で発生します。科学リーダーは、大不思議をふくむあらゆる種類のアイテムの緊急生産か、文明全体の科学出力にボーナスを与えるかのどちらかに利用できます。どちらの場合でも、いちど利用するとそのリーダーは失われます。科学リーダーはいちどに複数体保有できるようです。

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軍事リーダーを産み出したユニットには名前をつけることができます(名前は普通のユニットでもつけられます)。また、軍事リーダーを産み出したユニットは、ユニットの経験のうしろに星印が表示されます。ユニットをアップグレードしないかぎり、軍事リーダーを産み出したことのあるユニットからは、あたらしい軍事リーダーは生まれません。

軍事リーダーを産み出したユニットには名前がついているので、アップグレードしたあとも表示されるユニット名が変わりません。ご注意を。


さて、明智光秀などという物騒な部下をいつまでも持っていては不吉なので、最寄りの都市でさっそく軍隊に変換してしまいます。

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軍隊ユニットには、直接攻撃力を持つ陸上用ユニットを3体まで(ペンタゴンの小不思議が建設されている場合は4体まで)参加させることができます。軍隊は、参加したユニットすべての耐久力をあわせた耐久力を参加ユニットのあいだでプールして、攻撃をおこなう場合はいちばん攻撃力の高いユニットから、防御側になった場合はいちばん防御力の高いユニットから戦闘をおこない、耐久力が減少すると次のユニットに交代します。軍隊に参加したユニットは攻撃力・防御力にボーナスが加算されます。軍隊に参加したユニットはアップグレードできません。また、いちど参加した軍隊からユニットを抜くこともできません。


砲術の開発もちかく、軍隊ユニットも入手して、織田家は順風満帆です。ということで次回は毛利家遠征のレポートを。


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